プロ野球選手にサインをもらうことは、多くのファンにとって夢のような経験です。
色紙やサイン入りのグッズは、野球ファンにとって一生の宝物となります。
しかし、実際にプロ選手にサインをもらう方法は、一般的に知られているものではありません。
本記事では、プロ野球選手にサインを貰うための実践的なアプローチと、成功するためのポイントをご紹介します。
サインを貰える可能性がある場所
- キャンプ
- 2軍戦や地方球場での試合終了後
- 試合後の移動前
- ファンイベント
- グッズ購入
- 知り合い経由
キャンプ
春(シーズン前)や秋(シーズン後)に球団が行うキャンプ(練習)会場に行くと、サインを貰える可能性が高いです。
宮崎や沖縄などの地方で行われることが高く、遠征が大変ですが、選手と近い距離で会えるチャンスはキャンプ。
特に秋季キャンプは観客が少ないので狙い目です。
ベテランは参加しない人が多いですが、若手の選手からサインを貰いたい時は秋季キャンプがおすすめ。
サインを貰うタイミングは、昼休憩か練習終わり。
朝はバタバタするので難しいし、練習時間中のサイン要求も微妙なところ。
ただし球団から「サインは禁止」と発表されている場合もあるので注意しましょう。
現地で抽選やじゃんけん大会を行い、サイン会を開催している球団もあります。
2軍戦や地方球場での試合終了後
観客が少なく、選手との距離が近い2軍戦や地方球場では、試合終わりにサインを貰える可能性があります。
本拠地の球場(相手チーム本拠地含む)では、観客が多く選手との距離が遠いので、可能性ゼロではないけれどほぼ無理です。
試合後の移動前
試合終了後、車やバスに移動する前のタイミングです。
球場によっては、すぐ近くを選手が歩く場合もあり、声をかけたらサインを貰える可能性があります。
ただし「車を追いかける」「駅や空港で待ち伏せする」のはNG。
あくまでも球場周辺で移動を開始する前だけにしておきましょう。
イベント
球団が開催しているイベントで、サイン会が開催される場合もあります。
抽選の場合が多いですが、「公式」でサインが貰える方法。
オフシーズンに野球教室などのイベントを開催して、サインを書いている場合もありますね。
グッズ購入
- 直筆サイン入りグッズのオークション
- 高いけど、誰かしらの直筆サインが入った数量限定グッズ
お金さえかければ、確実にサインが手に入る方法です。
知り合い経由
もしいればラッキーレベルですが、選手の知り合い経由で貰う方法もあります。
よくあるのは、「知り合いが高校・大学・社会人野球時代のチームメイト」ってパターンですね。
あとは「友達の奥さんのいとこがプロ野球選手」ぐらいの繋がりなら、探せば意外とあったりします。
狙った選手のサインが貰えるかは微妙ですが、プロ野球選手のサインが欲しいって場合は可能性としてはわりとあると思います。
コツは「勇気を出して一人目になること」
話しかける勇気がなくて「誰かがサインを貰ったら便乗しよう」みたいな考えの人もいますが、人任せだとサインを貰える確率は落ちます。
選手がサインを書き始めると、元々狙ってなかった人も集まって人だかりができ、数人書いて終了ってパターンがほとんど。
人が増えると、貰えるかは運次第になってくるので、OKが出たら確実にサインが貰える「最初に声かけした人」を目指しましょう。
サインを貰ってはいけない場所
マナー・ルール的に下記の場所でサインを要求するのはNGです。
試合前
試合当日の選手は、朝から試合に向けて集中しています。
球場、ホテル、移動中などに待ち伏せして、試合前の選手にサインをねだるのは控えましょう。
交通機関での移動中
昔は空港や新幹線の駅でサインを貰う人も多くいましたが、現在は「公共施設でのサインはNG」が基本です。
公共施設での待つこともNGとなっているので気をつけましょう。
プライベート
選手の自宅や寮付近に行ってサインをねだるのもNG。
ストーカーとして犯罪になる行為です。
基本的に狙ってサインを貰えるのは「野球選手として活動している時間」だけ。
ちなみに狙って出来る方法ではありませんが、飲食店などで偶然遭遇した場合は、サインを書いてくれる選手も多いようです。
サインを貰うときに何を準備すれば良い?
選手からサインを貰うときに準備しておきたいものはこちら。
サインを貰うもの
無難なのは色紙。
100均で購入できます。
声が届きにくい場所でも色紙を見せると、サインを書きに近づいてくれる可能性もあります。
- ユニフォーム
- 帽子
- かばん
- ボール
ペン
太めの黒の油性マーカーを準備します。
ユニフォームなどで、濃い色のものにサインを貰うときは、白の油性ペンを準備しましょう。
これも100均で購入できます。
グッズ(任意)
特定の選手にサインを書いてもらうための作戦用。
特におすすめは「名前のタオル」と「ユニフォーム」です。
名前のタオルは遠目からでも気づいてもらいやすく、ユニフォームはその選手のファンであることを強くアピールできます。
差し入れ(任意)
お気に入りの選手にサインを貰うときは、差し入れを準備してもOK!
差し入れで最適なのは、スタバやAmazonなどのギフトカード。
これは貰って嫌がる人は、ほぼいません。
スポーツ選手はファンから貰ったものは食べられないので、飲食物はNG。(ドーピング問題等の都合上です)
どうしてもギフトカード以外を送りたいなら、使い捨てタイプのホットアイマスクぐらいが無難。
あとはファンレターですね。
サインを書かない選手もいる
プロ野球選手の中には「球団が公式に行っている時(サイン会など)以外はサインを書かない」というポリシーの選手もいます。
特定の選手からサインを貰いたい場合はまず「その選手は球団公式以外でもサインをしているのか」をチェックしましょう。
サインを貰うときに気をつけたいマナー
サインが欲しいからといって、マナー違反をするのはNG。
最悪の場合、球団から「当分はサイン禁止」のお知らせが出る可能性もあります。
ファンにサインを書くタイプの選手であれば、マナーを守って正しい方法で粘っていれば、いつか必ずサインを貰えます。
言葉遣い
選手にサインをお願いする際は、丁寧な言葉遣いで声をかけましょう。
敬語を使って、選手にリスペクトの意を示すことが大切です。
名前も呼び捨てではなく「◯◯さん」「◯◯くん」と呼びましょう。
あだ名がある場合でも、「さん」「くん」「ちゃん」は付けた方が無難です。(例:ラオウさん)
断られたらすぐに引く
サインを書くタイプの選手でも、状況によってはサインが出来ない場合があります。
1回断られたらその場では引き下がり、別の機会を待ちましょう。
全員にサインを求めない
サインが貰いやすいタイミングでも、その場にいる選手全員にサインを求めまくるのはNG。
全員が同じことをすると、サインを求める人が殺到して、選手の負担になります。
タイミングが良くても、お気に入りの選手3人ぐらいまでにしておきましょう。
子供や女性が有利って本当?
選手も人間なので、子供や女性が優先されることはあります。
子供や女性の同行者がいる時は、最初の声かけを頼んでみるのも良いかも。
成人男性で協力者がいない場合はグッズなどを使って「あなたのファンです」とアピールするのもおすすめ。
その選手のグッズを身に付けている人>球団のグッズを身に付けている人>グッズを何も身につけてない人
という順で有利なので、グッズを持っている場合は身につけておくと有利です。
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