西武、ＦＡ石井一成獲得確定　二塁固定できなかった補強ポイントに最適なオールラウンダー

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概要

西武が、ＦＡ宣言していた日本ハムの石井一成内野手（31）を獲得することが決まった。日本ハム側も残留を希望したが、西武が熱心なオファーを提示し、石井の獲得を勝ち取った。西武にとっては、ＤｅＮＡからの桑原に続く今オフ２人目のＦＡ補強であり、石井はＣランクのため人的補償は発生しない。石井は今季、二塁の固定が難しかった西武にとって理想的な補強であり、三塁の渡部聖をコンバートする可能性もある。

石井はオールラウンダーとして、全打順で起用されるなど多くの役割に対応可能。特に西武戦では打率３割５分６厘、３本塁打の成績を残しており、一発長打の能力も持つ大型内野手だ。西武は、石井を加えることで、今井や高橋がポスティングしても、依然として強力な投手陣を支える体制が整う。

石井は栃木県出身で、作新学院や早大を経て、2016年に日本ハムに入団。通算成績は743試合で打率２割２分３厘、28本塁打、156打点、33盗塁。