岩崎抹消でも阪神快勝、坂本死球も主力ケガの不安が募る

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概要

阪神はヤクルトに5－1で快勝し、岩崎優の不在を感じさせない盤石な試合運びを見せた。岩崎は腰の疲労による登録抹消で、藤川球児監督は本人の意欲を認めつつも慎重な判断を下した。岩崎の年俸は2億円と、巨人のマルティネスの6分の1以下ながら、十分な貢献をしていると評価されている。

この日は才木浩人が6回1失点の好投を見せ、湯浅、ドリス、桐敷と継投しヤクルト打線を封じた。代役陣の安定感が岩崎の休養を可能にしたとも言える。

試合中唯一の懸念は坂本誠志郎への死球。木沢尚文の投球が連続して抜け、2球目が左手付近に当たった。温厚な坂本が怒りを見せるほどで、彼の存在の大きさを改めて感じさせた。

主力選手の故障は今後の最大のリスクであり、近本、中野、森下、佐藤らも含め、1球ごとの集中が求められる段階に来ている。