達孝太投手7連勝記録更新　スライダーも進化し好調持続

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概要

北海道日本ハムの達孝太投手は、高卒4年目ながら昨季に続き今年も好調を維持し、プロ初勝利後の7連勝とNPB記録を更新した。今季は10試合に先発し、6勝1敗、防御率1.60という素晴らしい成績を収めている。達投手は直球とフォークのコンビネーションを軸とし、全投球の約7割を占めるこの2球種を多用している。特にフォークはストライクゾーンに高い頻度で投げ込み、リーグで2番目に高い52.3%のゾーン内投球率と72.8%のストライク率を誇り、打者を追い詰める決め球として効果的だ。カウント不利な状況でもフォークを積極的に使い、42.3%と高い割合でゾーン内に投げ込む戦術が成功している。さらに、フォークの被打率は.155とリーグ上位の実績を持ち、ストライクゾーンでの投球では被打率.145と高い抑え込み能力を示している。これにより、長いイニングの投球や与四球の削減にもつながっている。達投手は昨オフに渡米し最先端のトレーニングを積むなど、向上心も強く、同期の選手とともに世代を代表する投手として成長を続けている。未来への期待も高く、今後の活躍がますます注目されている。