中日中田翔引退会見で心情語る野球人生と思い出

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概要

中日中田翔内野手（36）が今季限りで引退を決意し、15日にバンテリンドームで会見を行った。加入から2年、今季は25試合で打率1割6分1厘、2本塁打、4打点と成績は振るわなかった。ファーム調整や一軍再登録を経て13日には出場したが、その後抹消された。会見では、「悔しい」「情けない」と感じつつも、スッキリした気持ちになったと語った。野球に対する嫌気や体調不良からプレー意欲が失せ、結果も出ないまま2～3年が過ぎ、野球への想いがマイナスに傾いたと振り返った。一方、最も印象深かったのは、ドラゴンズでの快挙と、お立ち台でのファンの声援だったと述べ、「特別な時間だった」と感謝の気持ちを示した。家族には労いと理解を得ており、「18年間悔いの残る形で終わる選手もいる」との思いを明かした。引退の決断に対して悩みや葛藤もあったが、ファンや仲間との思い出を胸に、今後は次のステージへ向かう決意を示した。