オリックス岸田監督が狙うネバネバ作戦でソフトバンク撃破なるか

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概要

オリックスの岸田護監督（44）は、次戦のソフトバンク戦に向けて「ネバネバ作戦」を掲げ、対左腕モイネロの攻略を目指している。モイネロは今季10勝、防御率1.07と相手打線には難敵であり、岸田監督も「簡単には攻略できない」と認識している。これまでの対戦では4月8日の試合で5回無失点に抑えられたが、球数は98球と多く、6回1/3で127球を投げさせた試合もあり、戦術としては打者が狙い球を絞り、じっくり打ちたい球を選ぶことが重要との方針を示した。特に太田、西川、広岡ら上位打線を中心に、相手の球を見極めて粘る戦法で勝機を見いだす考えだ。一方で、先発投手には宮城が中11日で登板し、岸田監督は「万全の状態」と期待しており、前回の好投に続いての結果を望んでいる。さらに、今季初合流の山下も腰の不調から復帰し、今後の先発ローテに加わる見込みだ。岸田監督は、九州の地方球場の鬼門突破を狙い、雨天時の積極的な采配や初回から攻める方針も示しており、戦略的な準備と粘り強さを持って試合に臨もうとしている。