東北福祉大が福井工大を破り7年ぶり4度目の優勝、桜井頼が完投勝利

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概要

全日本大学野球選手権の決勝で、東北福祉大が福井工大を8－1で下し、7年ぶり4度目の優勝を果たしました。

エースの桜井頼之介投手は、準決勝に続いて先発し、7安打1失点の完投勝利を収めました。

16日に59歳の誕生日を迎える山路哲生監督に「日本一」をプレゼントし、福井工大の悲願を阻止しました。

試合前夜からの雨が上がり、桜井は夕日に照らされたマウンドで感慨深い瞬間を迎えました。

「感情が高ぶりすぎて、よくわからなかった」と語る桜井は、148キロの直球で最後の三振を奪いました。

疲労が限界に達していた中、仲間の支えが彼を奮い立たせ、9回を投げ切ることができました。

チームの合言葉は「ヨリを日本一のピッチャーにしよう」で、桜井は防御率1・50以下の安定感を誇ります。

彼は仲間の存在に感謝し、安心して投げられる環境が結果を出す秘訣だと述べました。

秋の明治神宮大会で再び「日本一」を目指す意気込みを見せています。