オリックス森友哉、巨人戦6連勝の立役者として涙のヒーローインタビュー

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概要

オリックスは15日、京セラドーム大阪で行われた日本生命セ・パ交流戦で巨人に8－3で勝利し、巨人戦6連勝を達成しました。

この試合でヒーローとなったのは、オリックスの森友哉捕手（29）です。試合後のインタビューで、彼は涙を浮かべながら、親友である大阪桐蔭高校時代の同級生、福森大翔さん（29）について語りました。福森さんは現在、ステージ4の希少がんと闘っています。森は「僕たちがシーズン最後まで負けない気持ちで頑張ります。大翔も頑張ってください」と熱い思いを伝えました。

試合前の特別始球式では、福森さんがマウンドに上がり、森のミットに向かって力強く投球しました。2人は抱き合い、互いの健闘を誓い合いました。この日の登場曲には、福森さんへのエールとして、ゆずの「栄光の架橋」とドリカムの「何度でも」が選ばれました。

試合のハイライトは、5回裏の攻撃です。森は1点ビハインドの状況で、巨人の戸郷投手から外角直球を右前に運び、同点打を放ちました。この打席を皮切りに、オリックス打線は6安打5得点を挙げ、試合を逆転しました。

観客数は3万6219人で、主催試合としては2005年以降最多を記録しました。これにより、オリックスは今季3度目の同一カード3連勝を達成し、首位の日本ハムに2.5ゲーム差まで迫りました。

森友哉は、これからも友人へのエールをバットで送り続ける決意を新たにした一日となりました。