中日ドラフト2位吉田聖弥プロ初登板初勝負の一歩

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概要

中日ドラフト2位の吉田聖弥投手（23）が、12日の巨人戦でプロ初登板を果たした。7回に3番手として登板し、1イニング20球、2安打、1四球、1失点（自責点0）を記録した。デビュー戦について吉田は「楽しかったが一番」と振り返りつつも、反省点も多いと語った。先頭の増田陸に四球を出し、そこからの流れを反省したが、その後は落ち着き、丸をチェンジアップで打ち取り、佐々木のバント失策と泉口の適時打を許したものの、キャベッジの二ゴロ併殺で切り抜けた。試合後、吉田は「経験を重ねれば自分の持ち味が出せるはず」と意気込みを見せた。即戦力の左腕は今季104試合目にして初登板し、同期の金丸夢斗、石伊雄太らはすでに活躍している中、自身も開幕一軍を目指しているが、井上監督は今後の起用について再考する意向を示した。吉田は「先発にこだわりたい」と前向きに語り、憧れの杉内投手コーチの視線も感じながら、プロの第一歩を踏み出した。