レッドソックス、一塁手補強でナサニエル・ロウとメジャー契約を締結

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概要

レッドソックスは待望の一塁手補強として、FA登録されていたナサニエル・ロウとメジャー契約を結び、今週から試合に出場できる状態となった。ロウはアクティブロースターに登録され、18日のオリオールズ戦ではベンチスタートだったが、19日の試合ではスタメン出場の見込みである。監督のコーラはロウを経験豊富な左打者として評価し、左翼のグリーンモンスターを意識した起用や代打起用も考慮している。ロウは30歳で、ナショナルズ退団後の低迷もあったが、過去の実績とポストシーズンの活躍に期待が寄せられている。昨季はレンジャーズでプレーし、ポストシーズンで活躍したが、今季は打撃成績が低迷。今季の年俸は1030万ドルだったが、FA契約によりレッドソックスが負担するのは最低保証の一部のみとなる。ロウは「チームの成功に貢献したい」と意気込みを語る一方、ナショナルズ時代の低迷や思うような結果が残せなかったことも振り返った。今季レッドソックスはカサスの故障により一塁のポジション空席が続き、トロやゴンザレスが起用される状況だったが、打撃不振もあってロウ獲得に踏み切った。今後、ロウは主に右腕投手に対して起用される見込みで、残り試合数も少なく、プレーオフ進出を狙うチームの戦力強化に期待されている。