東妻勇輔、ファームで見せたスライダーのキレを一軍で活かせず。来季に向けた課題とは

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概要

ロッテの東妻勇輔は今季、6試合に登板し、1ホールド、防御率6.75と悔しい結果に終わった。自主トレでは基礎体力や筋力の向上に注力し、体重を減らして筋量を増加させたことで、球速とキレの向上を図った。

2月の春季キャンプでは練習試合やオープン戦で好調を維持し、ファームではスライダーを武器に三振を奪う好投を見せた。特に右打者へのスライダーに自信を深め、左打者にも有効なインコースのスライダーが効果を上げた。

6月に一軍昇格後は、初登板で四球を与える場面もあったが、後にスライダーで空振り三振を奪うなど好投を見せた。しかし、7月には3失点を喫し、その後一軍昇格の機会はなく、シーズンを終了した。来季に向けては、若手との競争の中で意地を見せたいと誓っている。