イチロー氏、肉離れの中で九州国際大付の選手たちに技術と考え方を伝授

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概要

日米通算4367安打を誇るイチロー氏が、第56回明治神宮大会を制した九州国際大付高校の硬式野球部を2日間にわたり指導した。
プロを目指す部員たちに対し、遠投やキャッチボール、ティー打撃、フリー打撃、守備走塁など幅広く技術と考え方を伝授した。
特にプロ注目のスラッガー、牟礼翔外野手らに対して重点的に指導を行った。
しかし、練習3日前に強度の高いランニングで左太もも裏を肉離れしており、走る動作は見せられない状態だった。
イチロー氏は冒頭で「自分の動きを直接見せられず残念」と謝意を示しつつ、可能な範囲で指導すると説明した。
高校生たちの能力をまず確認し、質問には何でも応じる姿勢を見せた。
高校生への指導は2020年から続く活動で、今年は新潟・中越高校に続く2校目の指導となった。
ケガの影響がある中でも、イチロー氏は熱意をもって若手選手の成長をサポートした。