トヨタ自動車東日本、7年ぶり全国切符を目指し東北予選開幕

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概要

東北予選が10月3日から始まる社会人野球の日本選手権に向け、トヨタ自動車東日本（金ケ崎町）は18年ぶりの全国大会出場を目指す。大谷龍太監督（37）は1月に就任し、「全力プレー、全力疾走」を選手に徹底させ、チーム作りを進めた。都市対抗野球の予選では敗退したが、秋の日本選手権予選に向けて再スタート。投手陣は四死球数減少、盗塁数向上など、データでの成長を見せており、特に得点力の向上が顕著だ。大谷監督は「今のチームは都市対抗の時より強い」と手応えを感じており、選手の士気も高まっている。投手陣の軸となる中里優介（30）は、フィジカル面の強化により制球力が向上し、全国大会への思いを強くしている。初戦は3日にJR東日本東北（仙台市）と対戦予定で、監督は「実力差はない」と自信を見せている。