高校野球7イニング制導入へ 2028年からの実施を提案、来夏導入の可能性も

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概要

日本高野連は、今年1月に設置した「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」の報告を受け、2028年から7回制の導入が望ましいと発表した。

検討会議は10回にわたり議論を行い、最終報告書として導入時期について初めて具体的に言及した。導入には賛否があり、最短で来夏の選手権大会での実施もあり得る。理事会でのさらなる議論が進むと予想される。

会議は、2028年に予定されている第100回記念選抜大会を目指し、夏の選手権大会では猛暑対策のため7回制の導入が急務であると提案した。

アンケートでは反対意見が多く、特に部員数が少ない学校で強い反対が見られたが、井本事務局長は導入の必要性を加盟校や高校野球ファンに周知したいと述べた。

また、昨年から7回制についての議論が続き、今年秋の国民スポーツ大会では初めて7回制が実施された。選手たちは試合時間の短縮と疲労感の軽減を実感し、7回制の有効性が示された。