エンゼルスがヘクター・ネリスとマイナー契約、経験豊富なベテランの再起なるか

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概要

エンゼルスは日本時間4月18日、ベテラン右腕ヘクター・ネリスとマイナー契約を結んだと発表した。

ネリスはメジャー通算107セーブ、118ホールドの実績を持ち、今季はブレーブスで開幕を迎えたが、防御率45.00、被打率.714という結果でわずか2試合の登板で戦力外となった。4月3日にFAとなった後、エンゼルスとの契約が決まった。

報道によると、ネリスがメジャー昇格した場合の年俸は150万ドルで、日割りで支払われるという。現在35歳のネリスはメジャー12年目を迎え、これまでフィリーズやアストロズでセットアッパー、クローザーとして活躍してきた。

特に2019年にはフィリーズ時代に自己最多の28セーブ、2023年にはアストロズで31ホールドを記録し、防御率1.71での活躍もあった。また、2022年にはアストロズでワールドシリーズ制覇を経験している。

しかし、昨季は奪三振率が8年連続で10を超えていたのが9.71に低下し、与四球率も自己ワーストの4.25に悪化するなどパフォーマンスには陰りが見え始めている。30代半ばに差し掛かり、選手としてのピークを過ぎていることが影響していると考えられるが、十分な経験を活かして新天地での活躍を期待されている。