阪神藤川監督が初の地方遠征へ、チーム再構築への意気込みと戦略

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概要

阪神の藤川球児監督が14日、ヤクルト戦に向けて愛媛入りした。就任後、セ・リーグ5球団との対戦を終え、成績は6勝6敗1分けの2位。メンバーを一部入れ替え、リスタートを図る。

藤川監督は松山の寒さについて「春の天気だから」とし、試合を行う意義を強調した。ヤクルトの先発・奥川に対しては、オープン戦での経験を活かし、スムーズに試合に入れると語った。

中止となった中日戦では、3番森下と4番佐藤輝を入れ替えたことに触れ、「シーズンが始まったらまた1からチームをつくる」と述べた。2番中野は好調で、チームのバランスを整えることが監督の仕事だと強調。

育成ドラフト1位の工藤を抹消し、次のステップに向けた準備を進める。ゲラが再合流し、投手陣の骨格が固まりつつあると期待を寄せた。小野寺の合流もあり、右の代打としての役割が期待されている。

セ・リーグの対戦が一巡し、成績は5割。藤川監督は「まだ始まったばかり」とし、各チームが自分のスタイルを確立していると述べた。