栗山CBOが語る日本ハム2軍本拠地移転計画と北海道への思い

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概要

北海道日本ハムファイターズは7月7日、エスコンフィールド北海道で記者会見を開き、2軍本拠地を千葉県鎌ケ谷市から札幌圏に移転する意向を正式に表明しました。開業は2030年を目指しており、すでに札幌市、北広島市、江別市、恵庭市、千歳市、苫小牧市の6市と協議を開始しています。

栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー（CBO）は、「どこにもない世界一の施設を作る」と宣言し、完成イメージ図を披露しました。施設は北海道らしさを感じさせる木材を多く使用し、子どもたちがスポーツをしたい、住みたいと思えるような空間を目指しています。

また、栗山CBOはエスコンフィールドの開業時を振り返り、「子どもの時にすごくワクワクした」と述べ、地域の人々とともに街を盛り上げ、子どもたちを見守りながら活躍できる場所を作りたいと語りました。

現在の2軍本拠地である鎌ケ谷スタジアムは1997年に竣工し、老朽化が進んでいます。1軍と2軍の移動距離も課題となっており、移転によりチーム強化を図る狙いがあります。

栗山CBOは鎌ケ谷市に感謝の意を示し、「感謝しかない。あそこから世界に羽ばたいた選手が何人もいる」と述べました。移転先の選定は、希望する自治体との協議を通じて決定する方針です。