大谷翔平、右肘手術から663日ぶりの投球で最速161キロを記録

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概要

ドジャースの大谷翔平投手（30歳）は、右肘手術から663日ぶりにマウンドに上がり、パドレス戦で先発登板しました。初回に28球を投げ、2安打1失点、最速161キロを記録しました。投打二刀流の復活が期待される中、日刊スポーツ評論家の佐々木主浩氏（57歳）は、大谷の投球を分析しました。

佐々木氏は、実戦で投げられたこと自体が良かったと評価しました。右肘手術後、ライブBPでの練習のみで、いきなり160キロを超える球速を出せたことは驚異的だと述べました。投球内容では、スイーパーが良好で、球速は140キロ台でコントロールもできていたと評価しました。ただし、体に負担がかかるボールであるため、故障につながらないかが唯一の心配だと指摘しました。

また、真っすぐを引っかける場面が見られたが、これは試合を重ねれば修正できると述べました。一塁へのベースカバーが遅れた点については、実戦から遠ざかっていた影響が出た可能性があり、今後の試合で修正が期待されるとコメントしました。

大谷は、試合後に右肘の状態について「日に日に健康になっている」と語り、投手としての復帰に向けて順調な回復を示しました。今後は、投手として週に1度の登板を目指し、打者としても活躍を続ける予定です。