MLBを見るならAbemaがおすすめ!Abemaプレミアムなら月額1,080円で、平日のドジャース戦全試合や、日本人選手所属チームなどを中心とした厳選の485試合をお楽しみいただけます。
MLB以外のコンテンツも充実しており、人気の動画配信サービスです。
概要
千葉ロッテマリーンズの田中晴也投手は、2022年のドラフト3位で入団し、プロ入り2年目の昨季6月に一軍デビューを果たしました。同年7月3日の北海道日本ハム戦でプロ初勝利を挙げ、今季も8試合に登板し、チームトップタイの3勝、防御率2.47を記録しています。特に47回1/3を投げて49個の三振を奪い、奪三振率は9.32と先発投手のリーグ平均6.61を大きく上回っています。
田中投手は、0・1ストライク時に平均球速150.1km/hのストレートを軸に、フォーク、カットボール、スライダー、チェンジアップをバランスよく投げ分けています。2ストライク時にはフォークの割合が約20%増加し、ストレートとフォークの2球種で投球の約8割を占めています。特にフォークは、2024年の春季キャンプで野茂英雄氏から指導を受け、精度が向上しました。今季も被打率.167、奪空振り率25.7%を記録し、空振りを多く奪うだけでなく、バットに当たってもヒットになりにくい球種となっています。
2ストライク時の被打率は.154、被出塁率.212と、追い込んだ後の投球で相手打者を抑え込んでいます。特にフォークは同条件で40打数3安打とほとんどヒットを許さず、奪三振数も20個と、ウイニングショットとして圧倒的な成績を収めています。低めへのフォークは被打率.114とリーグ上位の好数字を記録していますが、投球割合は63.9%とリーグ平均の73.8%を下回っています。低めへの投球割合を増やすことで、さらなる成績向上が期待されます。
6月7日の中日戦では7回1失点、自己最多となる9奪三振を記録し、改めてそのスケールの大きさを示しました。現在21歳で、まだ伸びしろが大きい若手右腕のピッチングに今後も注目が集まります。
ポイント
- 高卒2年目の田中晴也投手が一軍デビューし、プロ初勝利を挙げた。
- ストレートとフォークを主な武器として、奪三振率9.32を記録。
- 野茂英雄氏からフォークの指導を受け、被打率.167、奪三振率25.7%を達成。
詳しい記事の内容はこちらから
参照元について
